アナログ
2012年 03月 02日
今日は雨。
雪、晴れ、雨と変化する天候。
着実に春へと向かって変化している。
春がもうすぐそこまでと解っていても、一ケタ代の気温の日はさすがにまだまだ真冬の装いで過ごしてしまう。
昨日はパステルカラーのトレンチコートを着ている方を目にした。
あっ春見つけた。そんな瞬間。
梅のつぼみは膨らんでるよ!
さて、今日は全く違う話題を書きたかったのに、前置きが長くなってしまいました。
アナログについて。
私は、どうも大型商業施設というのに惹かれない。
私の住む町の最寄り駅から我が家までのいわゆる駅前商店街。
ここは本屋さん、薬屋さん、果物屋さん、八百屋さん、お肉屋さん、薬屋さん、CD屋さん(昔はレコード屋さん)、メガネ屋さん、お茶屋さんお花屋さん、金物屋さん、靴屋さん、電気屋さん、文房具屋さん、畳屋さん、ガラス屋さん、雑貨屋さん、おもちゃ屋さん(結構全国的に有名だそう)残念ながら、ここ数年で金魚屋さん、お魚屋さんが相次ぎ廃業してしまったが、なんでもそろってしまう。
そんな、いまだに賑わう商店街がある。
そこには、店主の方の心のこもった品々が並び、会話があり、生活の場があり、長い間の地域の生活に密着したなんとも言えないアナログな空間がある。
右を向いて話、左を除いては挨拶をする、そんな場なのだ。
私は完全、商店街大好き派!がんばれ~!
それって、大手ブランドでも同じことがいえる。と思う。
いわゆる路面店のブランドショップの定員さんは、デパートの定員さんと全く違う対応をする。
私のよく行くデパートのとある洋食器ブランドの方々とは、もうかなり長いお付き合いになる。
転勤で移動になってもきちんと私ごときのことを代々引き継いでくれていて今も店員さんとおつきあいさせていただいている。
たいして買っているわけでもないけど、お得な情報があるとお電話まで掛けてくれる。
ただのデパートの定員さんじゃないな。とこちらもわかる。
そして、そのショップの丸の内にある本店に行くと、以前そのデパートにいらした方が、いたのだ。
そして話しているうちに、あそこのデパートの従業員ではなく、ブランドにお勤めの方だったのだ。
やっぱりね。
商品の説明や、私が以前購入したもの、すべて把握しているし、商品への思い入れが違ったから。
そんな、違いあるんだよね。残念ながら。。。
で、今日はかつお節の袋の話なのに~
築地の鰹節を買う。
削りたてが一番だから少量をちょくちょく買いに行く。
機械で削ってもらってうす~くてふわふわのを入れてもらう。
削りたてのふわふわのそれは、それぞれ木の箱に入っていて、おじさんの手でつかんで紙袋に入れてくれる。
一番いいの頂戴!というと、あちらもご商売。その他の削り節も試食させてくれる。もちろん手づかみで!
マグロの削り節、血合いありなし、など。
どこ産のものかとか。。。
こういうとき私、高知県土佐清水市が祖父母の出身地ということを必ず持ち出す。
そうすると、おじさんたちの引きが違う。とっておきの隠し玉、土佐清水。
ほほほ。
宗田節の日本一いいのが作られている場所。
私のご自慢。
相手も悪いものだせないよ私に。ちょろっと私素人じゃないんだから。。。というのをみせたりして。。。。ははは。
ああいう玄人さん相手の市場での流儀。
おかしいでしょ。
土佐清水の生徒さん、私、土佐清水自慢してるのよ~!
で、かつお節の袋の話。
ちょっと長いよね。話が。
↑
この紙袋。
ぬくもりが感じられませんか?
ビニール袋って、味気ない。
日持ちの問題もあるのは仕方ないこと。
でも、足を運んで、1軒1軒話しながら、買うことってすべての人間関係が潤滑になるような気がするし、
よくご存じな方からの知恵のおすそわけをしてもらえる気がする。
この紙袋は我が家でなんだか可愛い存在として、無機質な空間にほっとした場所を与えてくれる。。
そんな感じ。
私が行っている鶏肉屋さんなんて、いまだにお肉は竹の皮に包まれて、油がしみこんだような茶色い紙袋に入れてくれる。
無くならないでほしい、日本のそんな生活の香り。
今日はこれが言いたかったんです。
おしまい。
雪、晴れ、雨と変化する天候。
着実に春へと向かって変化している。
春がもうすぐそこまでと解っていても、一ケタ代の気温の日はさすがにまだまだ真冬の装いで過ごしてしまう。
昨日はパステルカラーのトレンチコートを着ている方を目にした。
あっ春見つけた。そんな瞬間。
梅のつぼみは膨らんでるよ!
さて、今日は全く違う話題を書きたかったのに、前置きが長くなってしまいました。
アナログについて。
私は、どうも大型商業施設というのに惹かれない。
私の住む町の最寄り駅から我が家までのいわゆる駅前商店街。
ここは本屋さん、薬屋さん、果物屋さん、八百屋さん、お肉屋さん、薬屋さん、CD屋さん(昔はレコード屋さん)、メガネ屋さん、お茶屋さんお花屋さん、金物屋さん、靴屋さん、電気屋さん、文房具屋さん、畳屋さん、ガラス屋さん、雑貨屋さん、おもちゃ屋さん(結構全国的に有名だそう)残念ながら、ここ数年で金魚屋さん、お魚屋さんが相次ぎ廃業してしまったが、なんでもそろってしまう。
そんな、いまだに賑わう商店街がある。
そこには、店主の方の心のこもった品々が並び、会話があり、生活の場があり、長い間の地域の生活に密着したなんとも言えないアナログな空間がある。
右を向いて話、左を除いては挨拶をする、そんな場なのだ。
私は完全、商店街大好き派!がんばれ~!
それって、大手ブランドでも同じことがいえる。と思う。
いわゆる路面店のブランドショップの定員さんは、デパートの定員さんと全く違う対応をする。
私のよく行くデパートのとある洋食器ブランドの方々とは、もうかなり長いお付き合いになる。
転勤で移動になってもきちんと私ごときのことを代々引き継いでくれていて今も店員さんとおつきあいさせていただいている。
たいして買っているわけでもないけど、お得な情報があるとお電話まで掛けてくれる。
ただのデパートの定員さんじゃないな。とこちらもわかる。
そして、そのショップの丸の内にある本店に行くと、以前そのデパートにいらした方が、いたのだ。
そして話しているうちに、あそこのデパートの従業員ではなく、ブランドにお勤めの方だったのだ。
やっぱりね。
商品の説明や、私が以前購入したもの、すべて把握しているし、商品への思い入れが違ったから。
そんな、違いあるんだよね。残念ながら。。。
で、今日はかつお節の袋の話なのに~
築地の鰹節を買う。
削りたてが一番だから少量をちょくちょく買いに行く。
機械で削ってもらってうす~くてふわふわのを入れてもらう。
削りたてのふわふわのそれは、それぞれ木の箱に入っていて、おじさんの手でつかんで紙袋に入れてくれる。
一番いいの頂戴!というと、あちらもご商売。その他の削り節も試食させてくれる。もちろん手づかみで!
マグロの削り節、血合いありなし、など。
どこ産のものかとか。。。
こういうとき私、高知県土佐清水市が祖父母の出身地ということを必ず持ち出す。
そうすると、おじさんたちの引きが違う。とっておきの隠し玉、土佐清水。
ほほほ。
宗田節の日本一いいのが作られている場所。
私のご自慢。
相手も悪いものだせないよ私に。ちょろっと私素人じゃないんだから。。。というのをみせたりして。。。。ははは。
ああいう玄人さん相手の市場での流儀。
おかしいでしょ。
土佐清水の生徒さん、私、土佐清水自慢してるのよ~!
で、かつお節の袋の話。
ちょっと長いよね。話が。
↑
この紙袋。
ぬくもりが感じられませんか?
ビニール袋って、味気ない。
日持ちの問題もあるのは仕方ないこと。
でも、足を運んで、1軒1軒話しながら、買うことってすべての人間関係が潤滑になるような気がするし、
よくご存じな方からの知恵のおすそわけをしてもらえる気がする。
この紙袋は我が家でなんだか可愛い存在として、無機質な空間にほっとした場所を与えてくれる。。
そんな感じ。
私が行っている鶏肉屋さんなんて、いまだにお肉は竹の皮に包まれて、油がしみこんだような茶色い紙袋に入れてくれる。
無くならないでほしい、日本のそんな生活の香り。
今日はこれが言いたかったんです。
おしまい。
by amasuikazura | 2012-03-02 12:55 | こだわり