待ち時間の合間に本屋さんに入った。

特定の本が欲しかったが、見当たらなかったので定員さんに出版社の名前を告げた。

その方は名札の横に見習いの札を下げていたので、しまった。。と思ったのもつかの間、すぐさまそれはこちらでございます。
とドンピシャな場所に案内してくれた。
そしてその本はすぐに見つかり、その隣にあった本も一緒に購入した。

日々の中でいろいろな買い物をして、いろいろな定員さんに巡り合う。

先日は行きなれていないスーパーで、品出しをしている定員さんに声をかけてやはりどこに売っているか質問

した。

この時も実習中の札をつけていた。

するとその方は「担当部署じゃないですから」とのたまった。

機嫌が悪かったら突っ込むところだが、その日は、自力で見つければいいかと立ち直り、無事購入。

同じ実習生なのになんだか違う。

そしてその本屋さんに入ってから出るまで5分足らず。

そこで、3つの出来事があった。

一つは先に書いたように、実習生のこと、もう一つは、レジに向かってふらふらしている私の通り道を定員さん
が横切ろうとした際、すぐさま、後ろに下がって私を通してくれた、しかも一礼付きで。

そして、レジを済ませて出ようとしたら、自動ドアの下のレールの溝のごみを取っている定員さんを発見。

私がでようとしてくれているので、すぐにどいてくれたが、なんだか感心してしまった。

別にそのゴミがあったことで誰も困らないだろうに。。。。

自主的にやっているんだよね。

この本屋さんの3人の定員さんのほんの取るに足らないような、何気ない行為がとってもこの本屋さんの品格を表しているように思えた。

はい。やっぱり、丸善なのでした。

会社のカラーなんでしょうね。きっと。

最近気になっていた、近所のデパートの定員さんの私語と、お客様の前を普通に横切る態度がかなり気になっていたからなおさら、感心した私。

日本人の大切な心のような気がする。