軽井沢のお家は懐かしい昭和の香りのするものに囲まれている。

その中でも私の特にお気に入りは、やっぱり食器やカトラリーの類。

明治や大正のものではないけれど、昭和初期のものはある。

懐かしいというより、見たこともない物が古いけどかえって新しくそれに魅力を感じたりする。

古い食器などは住む家の家主が世代交代すると処分されたりしてここまで大切に残っていることは

少ないと思う。

ヨーロッパのように洋食器の文化が古くない日本で、しかも日本のメーカーの洋食器がこの状態で、代々受け

継がれているのはとっても珍しいことだと思う。

祖母の物を嫁の義母が受け継ぎ、今に至る。

物を大切にする心がとっても素敵。

この家にはそれが息づいている。

私も嫁としてそれを大切に使って、受け継いでゆきたい。


すべてノリタケのもの。

かわいい。