雨季だというのに晴天に恵まれている我々のモルディブ夏休みですが、さすがに美しい夕日を見ることはできないようです。

さて、そんなお天気の下、毎日シュノーケリングを楽しんでいます。

昨日は朝、午後、そして夕方はスピードボートでマンタシュノーケリングツアーに参加しました。

Amillaからはスピードボートで15分くらいのところまでスピードボートで行き、ポイントまで潮の流れに逆らって泳ぎます。

ボートからジャンプして珊瑚礁も何も見えないひたすら碧い海にぽつりとおかれたときはさすがに自分がいかに小さな存在か気づかされました。

そして自然と一体になっていると普段から海をきれいに保つために少し気をつけなければならない事を思い知りました。

そして、写真がないので本当に残念ですが、そのポイントにたどり着いたときすぐさま下からふわ～っとマンタがやってきました。

大きな口を開けて海面に煎るプランクトンを食べにやってきました。

プカーッと浮いている人間には目もくれず、そして、我々を海の生き物と認めているかのように共存させて入れていました。

さて数匹（数頭？）のマンタを見た後はさて帰るべくボートに乗り込むとばちゃばちゃと音がします。
お魚の大群か、またはあわよくばイルカの群かしら？などと言っていたらなんとマンタの群ではないですか。

早速みんなでクイックジャンプしてそ～っと泳いでいくと、マンタの大群の中にいる人間という状況になっていました。

何十匹ものマンタが口を開けてこっちに向かってくるのです。

それは大迫力。

全く警戒せずに、来るので、こちらも海洋学者さんの説明通り、微動だにせず、ひたすらぷかぷか浮いていて

マンタのなすがままを受け入れていました。

もうぶつかる！という本の数センチのところでUターンして潜っていきました。

夫が微動だに動かない私の左側を指さし、目だけを動かすとなんとマンタが水面ぎりぎり、私の左肩に触っていました。
さらにがちがちに固まった私は緊張の連続を体験しました。

しかしながら、マンタの群になすすべもなくいる自分たちが受け入れられていること、海の一部になれていたんではないかということに感動しました。

こちらがいたずらなどをしなければお魚にしても、マンタにしても、全く怖がらないんだということを人生初体験し、私の人生観が少し変わった今回のモルディブ旅行です。

さて、マンタの写真がないのですが、今朝お部屋の前の桟橋の下で休んでいるお魚の大群がいたので撮影しました。